2014.7.6
スウェーデン・ストックホルム
Moderna museet
視察訪問
アートマネージメントという世界に出会い、書籍を読む中で、必ずといっていいほど出てくる国スウェーデン。
なぜアート振興が盛んなのか。国とアートはどんな関係なのか。
それを味わうため、2014年に芸術振興に取り組むさまざまな施設に訪問しました。
ホスピタルアートがある小児科、パブリックアートがある駅に続いて訪問したのは、Moderna museet(現代美術館)。
アートエデュケーターが常駐し、企画展のツアーと館内にあるアトリエでのアートワークショップを視察しました。
ワークショップに参加していたのは、現地の家族が2、3組ほど。
アートエデュケーターの引率で企画展示室にある作品を一つ一つ鑑賞し、アトリエに移動。
そこは、高い天井に大きな天窓、たくさんの画材が並び、おしゃれな水場もある、素晴らしい空間が広がっていました。
このアトリエは、無料でこどももおとなも利用できるそうです。
この時展示していた作家の技法をヒントに、製作を始めるこどもたち。
それを見守るアートエデュケーターに、アートと国の関係や美術館の利用者についてなど、さまざまなことをインタビューすることができました。
会話の中で、アートへの思いを共通して持っていることがお互いに伝わり、とても嬉しかったです。
このように、国内の複数施設を視察し、国(国民)が芸術を心から信頼していることを実感できた旅でした。
詳しいレポートはこちらでも綴っています。